おすすめ本 -書評-

  • 10.01.08
    ソウル・コレクター
    ジェフリー・ディーヴァー

  • ひさしぶりにハードカバー本を買いました。
    リンカーン・ライムシリーズの『ソウル・コレクター』。 
    泣く子も黙るジェフリー・ディーヴァーです。




    なにしろ分厚い。
    6センチくらいはあるでしょうか。
    そんな中身はさらに2段組。
    それで¥2381。
    ちょっと高いけど、これなら数日楽しめる。
    よし、買った!


    それから数日。
    ほくほくしながら読み進めたのですが。
    うーん。
    あれ、どんでん返しは?
    なんて思ったりしちゃいました。
    私の中で、ジェフリー・ディーヴァーと言えば
    最後の最後で読み手を「おお!そうきたか!」と吠えさせてくれる、
    どんでん返しの名人です。
    が、今回はあまりそういう感じではないような?
    いや、だからっておもしくないわけではありません。
    でも……いやいや、贅沢いっちゃいけないんでしょう。
    でも……。
    うーん……。


    ミステリのシリーズモノは、
    どうしても採点が辛くなってしまうようです。
    「ストーリーはあの巻が一番だった」とか、
    「犯罪の動機はあの巻が一番よくできてた」とか、
    どうしても前回のものと比べたくなるのです。
    ちなみにパトリシア・コーンウェルの『検視官シリーズ』も、
    読むたびに同じジレンマに陥ってしまいます。
    ええ、とってもおもしろいんですよ。
    でも。
    うーん。



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