もじりすた
3度のめしより本が好き
読み散らかした中から、おすすめ本を紹介します。
最近、本を読んでいて
自分の『本の読み方』が変わったことに気がつきました。
それまでは『ただただ読んで楽しい』だけだったのですが、
最近は読後に『この小説はこういうアプローチをしていて、
今まで読んだ小説とはちがう、新しい作り方をしているのだな』
などと、これまでの経験をもとに、体系的に考えるようになりました。
一歩進んだ感想といえばいいのでしょうか、
そんな感想が自分の脳みそからでてくるとは正直驚きです。
たぶん、ある程度の量を読んで来たからなのかもしれませんが、
おかげでさらに読書が楽しくなりました。
ただの一読者には違いなのですが、感想に幅がひろがったというか、
読後にさらに読んだ本について考えることで、
お楽しみが二倍になった感じがします。
特に左記の高橋源一郎氏の本を読んで、その考えに確信が持てました。
最近、おもしろい本がないんだよねー。
そんな人にはぜひ読書から離れずに、
少しこれまでとちがうジャンルに手を伸ばして、
ぜひ読書の手を止めないでと言いたいです。
その先には、さらに楽しい体験が待っていますよと。
《余談》
もしかしたら、美術も同じことが言えるのではないでしょうか。
私はアートのことは全く分からず、とくに現代アートについては
「これのなにがいいの?」状態だったのですが、
読書について上記の考えになったとき、気がつきました。
美術も経験があると、新しい作品をより一層、
色んな角度から感じて楽しめる、ということはないでしょうか。
ない?ない?だめ?