もじりすた
3度のめしより本が好き
読み散らかした中から、おすすめ本を紹介します。
飼い猫が長い事ハンストをしていました。
突然、1週間を軽く超えて全く食べなくなってしまい、
ドライフードはおろか、ウェットフードも見向きもせず、
いつもなら走って寄ってくるおやつも鶏肉も食べず、
最終兵器のお刺身までそっぽを向くほどに。
おかげで自慢のぽちゃぽちゃボディが、
みるみるうちにがりがりボディに。
元気はあったんです。
毎日水をよく飲み、ねこじゃらしで遊ぶほどだったんですが、
あまりに心配で獣医さんに連れて行きました。
問診、触診、血液検査、どれも異常なし。
獣医さんもお手上げで、とりあえずと、
食欲増進の作用がある注射と、抗生剤の注射を打って帰宅しました。
しかしそれでも一向に食べようとせず、
あの手この手でなんとかおいしそうなものを作ってあげても
全てスルー。1日だけ、かろうじてお刺身を数切れ食べたのみ。
この時点でハンストから約2週間。
触ると背中の骨がごつごつとすぐに触れるほどに。
もう、これは強制的に食べさせるしかない。
獣医さんからもOKが出ていたので、大きなシリンジに
流動食をつめ、強制的に口に入れました。
まあ嫌がること嫌がること。
フォアグラの鶏もかくや、という地獄絵図でした。
すると強制給餌の翌日の夜、なんと自分から食べ始めました。
いつもの好きなドライフードを少しずつ、
好物の鶏肉をあげるとそれもぺろり。
そしてエンジンがかかったように、残りのドライフードも
時間をかけてもりもり食べ始めました。
ハンストは一体なんだったのか…。
まあまだ予断を許さないのですが、強制給餌以外にやった事として
一緒に便秘対策のオリーブオイルを少し混ぜた事と、
部屋に置いている植物を猫が食べやすい場所に置き直しました。
というのも、もしかして毛玉が腹に溜まっているのでは?と
思ったからなのです。(ここ1ヶ月ほど吐いていなかった)
とはいえ、実際まだ吐いてはいないのでなんとも言えませんが。
しかし食べ始めたときの感動といったら!
クララが立った時を超える感動でした。
明日も猫がよく食べてくれますように。
猫の元気は、私の元気の源であります。