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  • 15.03.03
    猫のハンガーストライキについて

  • 飼い猫が長い事ハンストをしていました。
     
    突然、1週間を軽く超えて全く食べなくなってしまい、
    ドライフードはおろか、ウェットフードも見向きもせず、
    いつもなら走って寄ってくるおやつも鶏肉も食べず、
    最終兵器のお刺身までそっぽを向くほどに。
    おかげで自慢のぽちゃぽちゃボディが、
    みるみるうちにがりがりボディに。
     
    元気はあったんです。
    毎日水をよく飲み、ねこじゃらしで遊ぶほどだったんですが、
    あまりに心配で獣医さんに連れて行きました。
    問診、触診、血液検査、どれも異常なし。
    獣医さんもお手上げで、とりあえずと、
    食欲増進の作用がある注射と、抗生剤の注射を打って帰宅しました。
      
    しかしそれでも一向に食べようとせず、
    あの手この手でなんとかおいしそうなものを作ってあげても
    全てスルー。1日だけ、かろうじてお刺身を数切れ食べたのみ。
    この時点でハンストから約2週間。
    触ると背中の骨がごつごつとすぐに触れるほどに。
    もう、これは強制的に食べさせるしかない。
    獣医さんからもOKが出ていたので、大きなシリンジに
    流動食をつめ、強制的に口に入れました。
    まあ嫌がること嫌がること。
    フォアグラの鶏もかくや、という地獄絵図でした。
     
    すると強制給餌の翌日の夜、なんと自分から食べ始めました。
    いつもの好きなドライフードを少しずつ、
    好物の鶏肉をあげるとそれもぺろり。
    そしてエンジンがかかったように、残りのドライフードも
    時間をかけてもりもり食べ始めました。
     
    ハンストは一体なんだったのか…。
    まあまだ予断を許さないのですが、強制給餌以外にやった事として
    一緒に便秘対策のオリーブオイルを少し混ぜた事と、
    部屋に置いている植物を猫が食べやすい場所に置き直しました。
    というのも、もしかして毛玉が腹に溜まっているのでは?と
    思ったからなのです。(ここ1ヶ月ほど吐いていなかった)
    とはいえ、実際まだ吐いてはいないのでなんとも言えませんが。
     
    しかし食べ始めたときの感動といったら!
    クララが立った時を超える感動でした。
     
    明日も猫がよく食べてくれますように。
    猫の元気は、私の元気の源であります。



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