もじりすた
3度のめしより本が好き
読み散らかした中から、おすすめ本を紹介します。
ひさしぶりにハードカバー本を買いました。
リンカーン・ライムシリーズの『ソウル・コレクター』。
泣く子も黙るジェフリー・ディーヴァーです。
なにしろ分厚い。
6センチくらいはあるでしょうか。
そんな中身はさらに2段組。
それで¥2381。
ちょっと高いけど、これなら数日楽しめる。
よし、買った!
それから数日。
ほくほくしながら読み進めたのですが。
うーん。
あれ、どんでん返しは?
なんて思ったりしちゃいました。
私の中で、ジェフリー・ディーヴァーと言えば
最後の最後で読み手を「おお!そうきたか!」と吠えさせてくれる、
どんでん返しの名人です。
が、今回はあまりそういう感じではないような?
いや、だからっておもしくないわけではありません。
でも……いやいや、贅沢いっちゃいけないんでしょう。
でも……。
うーん……。
ミステリのシリーズモノは、
どうしても採点が辛くなってしまうようです。
「ストーリーはあの巻が一番だった」とか、
「犯罪の動機はあの巻が一番よくできてた」とか、
どうしても前回のものと比べたくなるのです。
ちなみにパトリシア・コーンウェルの『検視官シリーズ』も、
読むたびに同じジレンマに陥ってしまいます。
ええ、とってもおもしろいんですよ。
でも。
うーん。